ゆきの日記 。
2025.10.22 Wednesday 11:03:32

ハチミツとりんごケーキ

今日は、ちょっとだけ自分を甘やかす時間。
手のひらサイズの幸せをそっと開けた瞬間、
ふわっと広がる甘い香りに、思わず心がほどける。

黄色く輝くその姿は、まるで陽だまりみたい。
上にはハチミツのしずく、下にはリンゴの優しい香り。
頑張る毎日の中で、
こんな小さなご褒美がどれほど心を満たしてくれるんだろう。

一口食べると、
とろけるような甘さと、ほのかな酸味が寄り添って、
まるで「お疲れさま」と囁くように、
優しく私の心を包み込む。

仕事の合間、パソコンのキーボードの音が
遠くなって、この瞬間だけは、
時間がゆっくり流れている気がした。

誰かに褒められなくても、
うまくいかない日があっても、
こうして自分を癒せる時間があるだけで、
また明日も頑張れる気がする。

甘い香りに包まれながら思う。
小さな幸せって、
いつもこんなふうに静かに、すぐそばにあるんだね。
2025.10.21 Tuesday 11:15:59

アニメ好きに悪い人はいない!

「アニメ好きに悪い人はいない」本気でそう思う。

キャラのセリフ一つで心が救われたり、
たった一話で生き方を見直したりする。
現実にはないはずの物語の中で、
私たちは“本当の優しさ”や“信念”を学んでる。

今、私がハマっているのは「桃源暗鬼」。
人の裏も、弱さも、光も、全部が混ざり合う世界。
誰もが“何かを背負って”生きていて、
それでも前を向こうとする姿に惹かれる。

風俗の世界も、少し似てる気がする。
見せる笑顔の奥に、それぞれの物語がある。
苦しさも、強がりも、優しさも全部、
ひとりひとりの“キャラ設定”みたいに尊くて。

だからこそ私は思う。
この仕事もアニメも、
“人を想う気持ち”がなきゃ輝けないって。

どんな環境でも、
推しを大事にできる人は、きっと他人にも優しい。
夢中になれるものがある人は、
どんな闇の中でも自分を見失わない。

アニメ好きに悪い人はいない。
それは、フィクションの中に“現実の希望”を
ちゃんと見つけられる人たちだから。
2025.10.20 Monday 11:39:58

もしも

あの頃の私にもう一度会いたい。
未来を語りながら、何も怖くなかった日々。
どんな夢も叶うと信じていた、あの無邪気な時間。

雑音のように重なっていた失敗も、
今ならきっと、優しい音に聴こえる。
涙も悔しさも、全部が音の波となって
今の私を奏でてくれている気がする。

あの時の笑い声、
夕暮れに染まる街、
誰かと手を繋いだ温もり。
全部、心の奥にしまったまま再生ボタンを押せずにいる。

だけど──
巻き戻すことができないからこそ、
この瞬間を大切にできるのかもしれない。

何度でも録り直せるわけじゃないから、
ノイズ混じりの今を、愛しく思う。

そして私は今日も、
少し擦り切れたテープを回しながら、
「これでいい」と笑うのだ。
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