2025.10.24 Friday 09:42:17

夢は暗示
昨夜、少し不思議な夢を見た。
駅のホームのような場所で、
誰かの車に送られて降りたあと、
階段を登っていた。
ふと横を見ると、亡霊のような人たちが列になって歩いている。
老若男女、いろんな顔が並んでいて、
その中には、どこか懐かしい面影も混じっていた。
通り過ぎるとき、誰かが「逃げて」と告げた。
けれど私は怖くなかった。
むしろ、不思議な静けさに包まれていた。
“何を言ってるんだろう”
そう思いながら、ただゆっくりと階段を登っていた。
目が覚めたとき、
体が少し軽くなっていることに気づいた。
あの夢は、きっと過去の自分たちが見せてくれたんだと思う。
頑張りすぎていた頃、無理をして笑っていた自分、
そうした想いが“もういいよ、逃げていいんだよ”って
優しく背中を押してくれたのかもしれない。
夢って、不思議なものだ。
時に怖く見えるのに、
その奥にはちゃんと“優しさ”が隠れている。
夜の静けさの中で見たその夢は、
どこか心を洗うようで、
ほんの少し、涙が出そうになった。
人は時々、過去を引きずりながら歩く。
でもきっとそれも悪くない。
引きずるからこそ、優しくなれる瞬間もある。
今日もまた、少しずつでいい。
自分のペースで、
階段を登っていこう。
夢は、時に心がくれる“やさしい手紙”。
そしてその手紙は、
いつだって私の味方でいてくれる。
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