いつも読んでくださって、ありがとうございます。
毎回「見たよ」って押してくださる方も、本当に嬉しいです。
こんなふうに物語を通して、
どこかの誰かと、想像の中でつながっていられること──
それが、今のわたしの支えにもなっています。
これは現実じゃないかもしれない。
でも、読んでくれているあなたの中で
何かが反応してくれていたなら、
それだけで、十分すぎるくらい幸せです。
これからも、そっとのぞいてもらえたら嬉しいです。
届いた動画を、
スマホの小さな画面で再生する。
──後部座席で、脚をM字に開かされて、
彼の腰が、ぐちゅっ、ぐちゅっ、と奥まで沈んでくる。
「やぁっ…そこ、だめっ…そこっ、好きすぎるのぉ…っ」
画面の中のわたしが、喘ぎながら腰を突き上げてる。
胸を揉まれて、乳首をねじられて、
頭が真っ白になってる顔──
それが、今この手の中にある。
指先が、勝手にスカートの中に滑っていく。
「なんで…わたし、こんなの見て…」
でも、もう止まらない。
画面の中で突かれてる自分に重なるように、
脚の奥から、ぬるっと熱が溢れた。
「昨日の君、すごく綺麗だったよ」
朝、スマホを開くと届いていた一通のDM。
アカウント名も、プロフィールも空っぽ。
なのに──
文面の中にあった言葉が、すべて一致していた。
「彼が“奥まで沈んだ瞬間”、目が合ったよね」
「ガラス越しでも、震えてるのがわかった」
「また、見せてくれる?」
逃げたいのに、
既読をつけてしまったわたしは、
今夜もまた、彼に脚をひらかされている。
「なに、また来てんの?」
彼が後部座席でわたしの奥を抉りながら、
ふと窓の外を見て笑う。
「ほんと、おまえって…
誰かに見られながらじゃないと、イケなくなったな」
ぐちゃっ、ずちゅっ…ぬるぬると音が溢れて、
奥を擦られるたび、
あのDMの言葉が、頭をよぎる。
「今夜のも、送ってやれば?」
彼の声と、ガラスの外の気配と、
わたしの喘ぎが、絡み合って──
また、全部、濡れたまま終わっていった。