自分で、開いていた
白いシャツ一枚、床に座り込んだ彼女。
片脚だけタイツを残して、
もう一方の脚を、自分からゆっくり開いていった。
誰に触れられたわけでもないのに、
濡れた奥が、はっきりとあらわになっていく。
ぬちゃ、ぬちゃと湿った音が、
静かな空気にじわりと滲んだ。
脚の奥で震える指先を、
目を逸らせずに見つめた。
触れてもいないのに、
彼女の熱が、こっちの奥まで染みこんでいく気がした。
もう、どうにもならなかった
シャツ一枚だけ、床に座り込んだまま。
片脚だけタイツを残して、
もう一方の脚を、濡れた奥ごと無防備に開いた。
誰かに開かされたわけじゃない。
自分で、勝手に、脚を開いていた。
ぬるりと滲んだ熱が、空気に触れるたび、
腰が小さく震える。
脚の奥から、ぐちゅ、ぐちゅと湿った音がこぼれた。
止めたくても、指先があいだから熱をかき混ぜる。
朝なのに。
なのに私は、
誰にも頼まれず、濡れた脚を晒していた。