スマホから再生されたのは、
わたしの今朝の声。
「……んっ、く……っ…」
自分の吐息と濡れた音が、
車内に響く。
脚を片方ずつ持ち上げられて、
後部座席に仰向けのまま、
腰を打ち付けられるたびに
乳首が擦れて跳ねる。
ぐちゅ、ずちゅ、ぱんっ…
奥を何度も突かれて、
肛門の奥までズンと響くたびに
腰が浮いてしまう。
「自分の声に、感じてんだろ」
わたしは何も返せず、
ただ、乳首をきゅっと摘まれながら、
彼の突き上げと、自分の声に
震えていた。
「声、ください」
短いDM。
わたしはスマホを持って、ベッドに潜った。
片脚を曲げて、パンツをずらして、
指を沈めながら録音ボタンを押す。
ぬるっと熱いものが出てきて、
押し当てるようにクリをなぞって、
中指で奥をゆっくりかき回した。
「……っ、ん…んっ……」
声を抑えても、
濡れた音がスマホに入っていく。
乳首が固くなってるのに気づいて、
片手で転がしながら、
アナルの奥までジンと響く快感に
脚が小さく跳ねた。
録音を止めても、
身体の奥はまだ熱くて、
そのまま送信を押した。
「これが…送ったやつか」
彼のスマホの画面に、
わたしの身体が映っていた。
脚を開いたままの姿。
顔は隠れていても、
奥まで見えてしまっている一枚。
「自分で送っておいて、こんな濡らしてんの?」
わたしの脚を肩に乗せたまま、
彼の腰がゆっくり沈んでくる。
「んっ…あっ…んん…っ」
奥に届くたび、
身体がのけぞって、背中がシートに擦れる。
ぐちゅっ、ぬちゅっ…
何度も、深く打ちつけられて、
腰が持ち上がる。
「次は、声付きで…お願いされてんだろ?」
「ちがっ…ちが…ぅ…っ」
でもその否定は、
彼の突き上げと一緒に、
喉の奥でぐちゃぐちゃに消えていった。