宮城県
/
デリヘル
『エススタイルクラブ』
2023.08.06.日
夏なので涼しくなれるホラーなお話を聞かせて下さい!
★こんにちは!店長です(`・ω・´)!★
Sさんの子どもは二人。上が息子さんで、下は娘さんだ。
息子さんはようやく今年の春に幼稚園に通い始め、娘さんはまだ3歳。
新築の家を購入する時に二人の子ども部屋は作ったものの、今のところ使用されたことは無い。
眠るとき、一人になることを子どもたちが嫌がり、結局夫婦の寝室に布団を並べて家族皆で眠っている。
その日も、Sさんはいつものように子どもたちと並んで布団で眠っていた。
ふと、扉が開く音で目が醒めたのだという。
Sさんは体を横たえたまま、首だけ起こして扉を見た。
リビングで夜更かしをしていた夫が寝室に来たのだと思ったのだ。
だが、薄く開いた扉から覗く姿は、やけに小さい。
廊下の間接照明を背後から受け、その姿は暗く沈んで、ぼんやりと立ち上る陽炎のように見えたと言う。
「〇ちゃん?」 Sさんはその小さな体から、てっきり自分の娘だと思った。
気付かずに一人でトイレに行き、戻って来たのだろう、と。
「えらいね。こっちにおいで」 そう言って、Sさんは目を閉じ、再び枕に頭を埋めた。
小柄な影が、室内に入ってくる気配があり、Sさんはわずかに掛け布団を持ち上げてやる。
するり、とその小柄な体は迷い無く布団の中に忍び込んできた。
Sさんは薄く目を開き、自分の布団に入って来たその子どもを見る。
そして。 思った。 何故、この子は、洋服を着ているのだ、と。 Sさんに背を向けて横たわるその小柄な体は、洗いざらしの白いブラウスと、スカートの肩紐らしいものが見えた。
顔は見えないが、肩口で切りそろえたような髪は、汚れてよれて、頭皮脂のせいで髪束ができている。
その髪の隙間からうっすらと覗く首は、垢で汚れていた。
全体的に、つん、と古い油のような匂いがしたという。
うちの子じゃない。
Sさんはそう思った。
うちの子は、今日もお風呂に入り、パジャマを着ているはずだ。
いや、そもそも大きいのだ。
布団にもぐりこんだこの子は、どう見ても、小学生ぐらいに見える。
Sさんはあわてて首をねじり、背後を見る。
そこにはSさんの娘さんが寝息を立てて眠っていた。
誰だ、これは。
そう思った瞬間体が動かなくなった。
ゆっくりとゆっくりと、向かいの子どもが、Sさんに向き合おうと寝返りを打ち始める。
Sさんは目を瞑り、必死に思ったのだそうだ。
ごめんなさい、私はあなたのお母さんになれません。私の子はここにいる二人だけなんです。
そう念じ続け、そっと目を開くと。
その子どもは姿を消していたそうだ。
布団の中にもぐりこむことはその後なかったが、夜間の廊下やトイレでしばらく出会うことがあったらしい。
ただ、Sさん家が室内犬を飼い始めた途端。
この子どもは姿を消したと言う。
武州青嵐(さくら青嵐)さん引用です。
ビッグデザイア東北に
でログイン中
いいね
0
投稿日:2023.08.06(日)11:01:59
投稿店長ブログ
THE LATEST. CONTRIBUTION DIARY.
女の子が自分でできるちょっとした身バレ対策を伝授してほしいです!
投稿日:2023.08.05(土)10:48:47
アナタの面接は私がします!
投稿日:2023.08.04(金)13:37:46
女の子のタイプによって客層に違いって出てくるものですか?
投稿日:2023.08.03(木)11:08:13
8月になりました!ズバリお盆期間中は稼ぎ時ですか?
投稿日:2023.08.01(火)10:40:23
お店で行ってる熱中症対策を紹介してください!
投稿日:2023.07.31(月)11:51:46
323
324
325
326
327
NEW!!
いいねをCLICKで
スタッフのモチベがUP!
いいね
99
×
Sさんの子どもは二人。上が息子さんで、下は娘さんだ。
息子さんはようやく今年の春に幼稚園に通い始め、娘さんはまだ3歳。
新築の家を購入する時に二人の子ども部屋は作ったものの、今のところ使用されたことは無い。
眠るとき、一人になることを子どもたちが嫌がり、結局夫婦の寝室に布団を並べて家族皆で眠っている。
その日も、Sさんはいつものように子どもたちと並んで布団で眠っていた。
ふと、扉が開く音で目が醒めたのだという。
Sさんは体を横たえたまま、首だけ起こして扉を見た。
リビングで夜更かしをしていた夫が寝室に来たのだと思ったのだ。
だが、薄く開いた扉から覗く姿は、やけに小さい。
廊下の間接照明を背後から受け、その姿は暗く沈んで、ぼんやりと立ち上る陽炎のように見えたと言う。
「〇ちゃん?」 Sさんはその小さな体から、てっきり自分の娘だと思った。
気付かずに一人でトイレに行き、戻って来たのだろう、と。
「えらいね。こっちにおいで」 そう言って、Sさんは目を閉じ、再び枕に頭を埋めた。
小柄な影が、室内に入ってくる気配があり、Sさんはわずかに掛け布団を持ち上げてやる。
するり、とその小柄な体は迷い無く布団の中に忍び込んできた。
Sさんは薄く目を開き、自分の布団に入って来たその子どもを見る。
そして。 思った。 何故、この子は、洋服を着ているのだ、と。 Sさんに背を向けて横たわるその小柄な体は、洗いざらしの白いブラウスと、スカートの肩紐らしいものが見えた。
顔は見えないが、肩口で切りそろえたような髪は、汚れてよれて、頭皮脂のせいで髪束ができている。
その髪の隙間からうっすらと覗く首は、垢で汚れていた。
全体的に、つん、と古い油のような匂いがしたという。
うちの子じゃない。
Sさんはそう思った。
うちの子は、今日もお風呂に入り、パジャマを着ているはずだ。
いや、そもそも大きいのだ。
布団にもぐりこんだこの子は、どう見ても、小学生ぐらいに見える。
Sさんはあわてて首をねじり、背後を見る。
そこにはSさんの娘さんが寝息を立てて眠っていた。
誰だ、これは。
そう思った瞬間体が動かなくなった。
ゆっくりとゆっくりと、向かいの子どもが、Sさんに向き合おうと寝返りを打ち始める。
Sさんは目を瞑り、必死に思ったのだそうだ。
ごめんなさい、私はあなたのお母さんになれません。私の子はここにいる二人だけなんです。
そう念じ続け、そっと目を開くと。
その子どもは姿を消していたそうだ。
布団の中にもぐりこむことはその後なかったが、夜間の廊下やトイレでしばらく出会うことがあったらしい。
ただ、Sさん家が室内犬を飼い始めた途端。
この子どもは姿を消したと言う。
武州青嵐(さくら青嵐)さん引用です。