「これって…どこまでOKなんだろう?」
お仕事中、
そんな風に戸惑ったことはありませんか?
少し強引なお客様に
どう断っていいかわからなかったり、
「これは応えるべき?でも本当は嫌かも」
なんて迷ったり。
実はこれ、
多くの女性たちがぶつかる共通の壁なんです。
でもその曖昧な境界線こそ、
あなたの心と身体を守るために
〝今すぐ整えるべき部分〟でもあるんです。
【 アッパーライン=自分のための境界線 】
「アッパーライン」と聞いて、
あなたは
どんなことを思い浮かべますか?
私はこれを、
『お仕事をする上での自分自身との約束』
だと思っています。
たとえば、、、
・してもいいこと
・したくないこと
・されたら嫌なこと
これらをきちんと
自分の中で決めておくこと。
それがあなたを守る、
大切なラインになるんです。
体格も力も
自分より大きな男性を前にして
空気を読んでしまったり、
つい相手に合わせてしまったり。
「イヤって言いにくくて…」
「やめてほしいって思っても言えなくて…」
そんな相談を受けるたび、
私は思います。
この子、
きっとすごく優しいんだろうなって。
でもね、
その優しさが
自分をすり減らしてしまっているとしたら?
それは誰かのためではなく、
自分を見失う始まりかもしれません。
私はかつて
「何が嫌なのかも分からない」ほど、
心が麻痺してしまった女性に
出会ったことがあります。
その状態から本来の自分を取り戻すには、
本当に想像以上の時間と労力が必要でした。
だからこそ伝えたいんです。
『 壊れる前に自分を守る選択をして 』と。
時々写メ日記でも、
過激すぎる投稿を続けることで
客層が変わってしまうという相談を受けます。
それと同じで
「何でもOK」に見えてしまう接客は、
やがて自分を苦しめることになるんです。
「それ私はしません」
「ここまでが私のスタイルです」
そんな小さな一言が、
あなたを疲れさせずに
働き続けるためのお守りになります。
もしも今、
「苦しい」「つらい」と感じているなら…
一度立ち止まって、
〝私は何のためにこの仕事をしているのか?〟
そう原点に立ち返ってみてください。
その答えの中に
あなた自身のラインと、
あなたを守る働き方が見つかるはずです。
優しいままで強くなれる。
そんな自分で在れるように。
今日もあなたを心から応援しています。