宮城県/デリヘル

『夜間飛行 60分¥10,000』

2025.09.14.日
全編


今日も一日ありがとうございました🥰

明日、
10:00〜15:00に変更なります💞


お誘いお待ちしてますねっ🎵


小説も楽しんでくださいね🥰



【前編】中年夫婦の温泉旅行 ― 再燃する夜

子どもたちが巣立ち、久しぶりに二人きりの旅行だった。

四十代後半、夫婦としては落ち着いた関係。

だが旅館に着いたとき、俺の胸は妙に高鳴っていた。

部屋には掛け流しの露天風呂。

「せっかくだし、一緒に入る?」

冗談めかして言うと、妻は一瞬ためらった。

だが、浴衣をほどくと、月明かりに映える白い肌が露わになる。

結婚して二十数年。

見慣れているはずなのに、今夜の妻はやけに艶めいて見えた。

湯に浸かると、ぱしゃりと音が響く。

湯気に包まれた妻の頬は上気し、潤んだ瞳で俺を見つめていた。

「……こんなの、久しぶりね」

呟く声に、俺はたまらず近づいた。

湯の中で触れ合う肌。

ちゃぷん……と水が揺れるたびに、二人の距離が縮まっていく。

唇を重ねると、ちゅっと濡れた音。

妻の喉から甘い吐息が漏れた。

「お湯の音……大きいわ……誰かに聞こえちゃいそう」

頬を赤く染めながらも、妻は俺の腕を握り、逃げようとはしなかった。

湯の下では、ぬちゅっ……ぐちゅっ……と音が生まれる。

二人きりのはずなのに、妙な羞恥と高揚が入り混じり、身体が熱を帯びていく。

月と星が見守る露天風呂で、俺たちは再び夫婦であることを確かめ合った。

(後編につづく)

投稿日:2025.09.14(日)20:55:17
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