宮城県/デリヘル

『夜間飛行 60分¥10,000』

2025.05.06.火
接触

「昨日の君、すごく綺麗だったよ」

朝、スマホを開くと届いていた一通のDM。

アカウント名も、プロフィールも空っぽ。

なのに──

文面の中にあった言葉が、すべて一致していた。

「彼が“奥まで沈んだ瞬間”、目が合ったよね」

「ガラス越しでも、震えてるのがわかった」

「また、見せてくれる?」

逃げたいのに、

既読をつけてしまったわたしは、

今夜もまた、彼に脚をひらかされている。

「なに、また来てんの?」

彼が後部座席でわたしの奥を抉りながら、

ふと窓の外を見て笑う。

「ほんと、おまえって…

誰かに見られながらじゃないと、イケなくなったな」

ぐちゃっ、ずちゅっ…ぬるぬると音が溢れて、

奥を擦られるたび、

あのDMの言葉が、頭をよぎる。

「今夜のも、送ってやれば?」

彼の声と、ガラスの外の気配と、

わたしの喘ぎが、絡み合って──

また、全部、濡れたまま終わっていった。

投稿日:2025.05.06(火)17:43:21
55
56
57
58
59