背中に彼の体温、正面にあの男の視線。
何もされてない。
でも脚が勝手に震えて、
奥の奥がきゅうって締まった。
その反応に気づいたのは、
きっとわたしだけじゃなかった。
視線の奥に、息がある気がした。
彼の指がわたしの太ももをなぞるたびに、
向こうからそれを“見届けてる誰か”の存在を感じた。
「見せてやれ」
彼の声が低く響くと、
わたしの脚は自分から開いていた。
見せたくないのに、見せていた。
感じたくないのに、締まってしまった。
それを“誰か”に気づかれるたび、
わたしの中がじわじわ熱くなっていった
背中に彼の体温、正面にあの男の視線。
何もされてない。
でも脚が勝手に震えて、
奥の奥がきゅうって締まった。
その反応に気づいたのは、
きっとわたしだけじゃなかった。
視線の奥に、息がある気がした。
彼の指がわたしの太ももをなぞるたびに、
向こうからそれを“見届けてる誰か”の存在を感じた。
「見せてやれ」
彼の声が低く響くと、
わたしの脚は自分から開いていた。
見せたくないのに、見せていた。
感じたくないのに、締まってしまった。
それを“誰か”に気づかれるたび、
わたしの中がじわじわ熱くなっていった