〜前回までのあらすじ〜
昨年のいしがきロックフェスで、ニートビーツのライブ・パフォーマンスの素晴らしさに感銘を受けたシズカは「次は必ず、ワンマンライブを観に行く……!!」と心に誓ったのであったーー


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と言うわけで、休暇中に行ってきました。

ニートビーツワンマン「TANDEM BEAT TOUR」。


以下、箇条書きですが感想です。


🎸曲が全てシンプル＆キャッチー。よく、アルバムに対して「捨て曲なし」と言う表現をしますが、ニートビーツは「セトリに捨て曲なし」。

曲が全部、ライブ映えして楽しいのよ。


🎸ご本人達は「みんな同じような曲だから、覚えやすい、ノリやすいでしょ。新しいアルバム出すんですけどね、それも全部同じ曲なんで」と言っていましたが(爆笑)

「全部同じってこたぁ、ないだろう」と、心の中で無詠唱ツッコミをするワタクシ。

ジャンルは違えど、ラモーンズが「同じパターンの中でのバリエーション芸」を確立したように、縛りの中で可能性を新規開拓していくのは、実は、制限なしで創作するより難しいことだと思うんですよね。


🎸モンちゃんのリーゼントが、汗でだんだん崩れてくるのが、どエロいんじゃが。


🎸「フェスではお客さんの反応が良いのに、いざ、ワンマンやると動員が少ない」と言うのが、お約束の自虐ネタになっているフシがありましたが「今回のライブはお客さんいっぱい入ってる」とのことで何より。

Mr.PAN「いしがきロックフェス終わった後、魚屋で買い物した帰りのおばあちゃんに『あなたたち、すごく良かったわよ〜！絶対ライブ行くわ〜！』って声かけられたんですけどね、そのおばあちゃん来てないみたいですね。

たぶん、あのおばあちゃんは●んでしまったんだと思うんです」

MR.GULLY「また、そうやって毒蝮三太夫みたいなことを」

Mr.PAN「もしくはあのおばあちゃん、今もまだ、魚屋で買うた刺身を食べてはる……」

のくだりが一番笑いました。

「マージービート漫談」と言う独自の演芸を開拓してるのでは……😮とすら感じました。


🎸地方のビジネスホテルで真鍋さん(Mr.PAN)がブチ切れたホテル従業員が、結果的にニートビーツファンとなり、ライブにも来てくれるようになり、次回宿泊時から、ニートビーツがホテルに到着すると、ロビーBGMでニートビーツやオールディーズ・ロックが流れる仕様になっていて……と言うエピソード。

「接待ゴルフ」ならぬ「接待BGM」と言う概念、初めて聞いたわ(爆笑)


🎸MCの面白さばかり絶賛していますが、ほんっとにロックが好きな人たちがやってるバンド、ほんっとにロックが好きな人たちが好きになる音楽をやってるバンド、だと思います。

そして、ライブで観たほうが絶対楽しいバンドです。

MCで笑わなかったら、私がチケット代払い戻しするんで、ロック好きの方はぜひ、口に牛乳含んだ状態でライブ行ってみてください。



本日の心のBGM：
ニートビーツ「あしたが来なけりゃいい」
イーグルス「ホテル・カリフォルニア」