「夢見る人」とかけまして「海洋散骨」と解きます。その心は、どちらも「儚い(墓無い)」でしょう。

こんばんは。満光亭しずか です。

本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました😊


近々、儚くなる(※1)予定はないのですが、音楽お詳しい仲良しさまから「自分の葬式で流したい曲って何ですか？」と宿題頂いておりましたので、筆を取りたいと思います。

ワタクシは「自分の葬式は、しなくてすむならしなくていい」と考えているので「葬式で流してほしい曲」は思い浮かばないのですが、彼岸に渡る時に流れてほしい曲は……

♪平沢進の「白虎野の娘」です。

他者の夢の中に潜入する探偵を描いた映画「パプリカ」のエンディング・テーマです。

「パプリカ」は「インセプション」や「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」にも多大な影響を与えた作品ですね。

「白虎野の娘」は「個を失い、全に溶けて、無に帰す時に聴こえてきそうな音楽だな」とずっと思っています。

死の間際、五感の中で最後まで機能しているのは聴覚だと言います。此岸の名残りに聴いておきたい一曲です。


(※1 「亡くなる」と言う意味の古語)