解体新書の
挿し絵を書いた小田野直武という武士は、
秋田に家を構えていたという。
絵の才能をかわれ、平賀源内の弟子として江戸へ出て助手をつとめた。
源内の獄死後は失意のうちに秋田に戻り、
三十一歳の若さで亡くなった悲運の侍。オランダの絵画を学び、日本画にそれを組みこむという手法で描いた彼の絵が現在も秋田の美術館のおさめられている。
写実的、リアル、臨場感......絵の表現は様々であるが、彼の絵を見た瞬間思い浮かんだ言葉は、
「曇ってるなー」
だった私はおかしいのだろう。
ななこ
解体新書の
挿し絵を書いた小田野直武という武士は、
秋田に家を構えていたという。
絵の才能をかわれ、平賀源内の弟子として江戸へ出て助手をつとめた。
源内の獄死後は失意のうちに秋田に戻り、
三十一歳の若さで亡くなった悲運の侍。オランダの絵画を学び、日本画にそれを組みこむという手法で描いた彼の絵が現在も秋田の美術館のおさめられている。
写実的、リアル、臨場感......絵の表現は様々であるが、彼の絵を見た瞬間思い浮かんだ言葉は、
「曇ってるなー」
だった私はおかしいのだろう。
ななこ