宮城県/ソープランド

『マリン千姫』

2025.04.30.水
続・本日の1冊

前回に引き続きさいとう・たかを先生のサバイバルのお話を


久々に読み返すと絶対に有り得ないと思いつつ本当に絶対にないとは言い切れない妙なリアリティがある漫画ですね


1人取り残されていた中ようやく巡り会えたアキコヲ失ったサトルは完全に絶望した
生きる気力も無くし、入水自殺を図るものの、人間の生存欲求は強いもので、いざ死の恐怖を感じた時にそれを実行することは出来なかった


そして地球も大きな変化を見せる


アキコが元々いたもう一つの島が沈んだ
サトルが気付いた時には消えて無くなり、逆方向には大きな陸地が浮上するという大きな変化を見せた


地球は極めて不安定な陸地の隆起と沈没を繰り返しているであろうことが予想された


(そんな不安定な中で1人でのサバイバル生活とか絶対無理だなぁと改めて痛感…私なら間違いなく心折れてるやーつですね)


ちなみにその時のサトルは気付くはずもないがその新しい陸地は沈んでいると思われた本州の一部、しかもサトルが住んでいた東京へと続く陸地だった


アキコもいなくなりこんな不安定な島に居続けることに意味はない

サトルは手製のイカダで海へと漕ぎ出していく…


そしてついに本州への上陸へと成功するのだ


なにか物資がないかと捜索している最中に街を見つける
人どころか、地上の生物がことごとく消滅した死の街というに相応しいその街は人類はもはや絶滅したのではないかとさえ思わせる光景だけが広がり、サトルは早々にこんなことなら島に居続けた方がよかったのではないかと後悔しはじめる


駄菓子菓子



とにかくこのサトルは運が良い


新しく隆起した陸地は、沈まないでいた本州とぴったり接続されていたという奇跡が起こる

これならば生存者がいるかもしれない
サトルは灯った希望にすがり、生存者を巡って場所を転々とし、やがて東京への道筋を見つけていく
拾った自転車を修理し、もしかしたら家族もいるのではないかと信じた東京へと向かう



だが、サトルの希望をあざ笑うかのように首都もまた廃墟と化していた…



んー、辛すぎる
少し希望が見えたらそれを打ち砕かれて…それを1人で繰り返してなんてしていたら私なら発狂してしまいそうですね


にしてもこの主人公とにかくサバイバル能力に長けている


私ならそもそもイカダも作れないし、自転車の修理も出来ないしでお手上げフラグしかない


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巡り会えた人
その出会いの運命は…


長くなりそうだから3回くらいなんて前回言いましたが後1回では絶対に終わらないことを既に確信
デビルマンもそうでしたが昔の漫画って冊数以上に内容が濃ゆいんですよね

投稿日:2025.04.30(水)21:17:28
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