宮城県/ソープランド

『マリン千姫』

2025.05.02.金
続・本日の1冊

物語も佳境に…
と言いたいところですが実はまだもう少し続くのです


ちなみに私物凄く夢に影響を受けやすいタイプなんですが


甥っ子姪っ子がアンパンマンを見てたりする隣でお昼寝をしたりすると夢にアンパンマンが出てくる的な


この漫画を読んだりこの日記を寝る前に書いていると夢の中でサバイバルしてますほんのりギャグ要素というなんでやねーんみたいな内容なんですがね夜にばかり漫画日記更新してるのでお兄さんたちの夢にももしや影響を与えているのでは…と思いながらの続きです



ようやく辿り着いた東京の現状に絶望を覚えるとサトル…

それでも東京には生存者がいた

駄菓子菓子

それは平和な世の中なら死刑になっていてもおかしくないような犯罪者だ

廃墟の東京で、動物園から逃げ出し野生化していたトラに襲われたサトルは猟銃を持った男に命を救われる

(動物園から逃げ出して野生化してきる動物というとジンメンを思い出しますね…
これは別の漫画なのでまた機会があれば改めて

気になるお兄さんたちは是非読んでみてください)


サトルを救った男こそ災害後に何人もの人間を殺害してきた極悪人だった
当然、そんな男が義侠心や同情で人を助けるわけなどなく、女連れか、食料を持っているだろうとして目を付けられただけだった

サトルはそのどちらも持ってはいなかったが、サトルにはサバイバルへの高い適応性があり、それは男にとっては利用できる才能だった
サトルは食料の生産者として男の奴隷にされてしまったのだ



(逃げないとと思うけれど、猟銃振り回して人を殺すことを躊躇わない相手に逆らうなんて実際無理だよなぁ…)


やっと生存者に会えたという喜びも、すぐにそれは苦痛と恐怖へと変わっていくが男から逃げることも叶わない


サトルは男に奴隷扱いをされる最中で出会った老人の最期を看取りつつも、男から逃げ出す機会をうかがい続ける
すると大地震は再び世界を、東京を襲い始めたのだ
サトルを奴隷扱いしていた男はそれによってそれまでの悪行の報いを受けるかのようにあっけなく死ぬ


(悪人にドラマティックな死は訪れないなんてのを何かの本で読んだことがあるねれど思い出せないので今ものすごくもやもやしてます


そのような状況下でもサトルはまたしても生き残る…
そして男から唯一もたらされていた利益のある情報、東京に居た者の多くが富士山の方向へ向かったという情報だけを頼りに、家族がきっと生きて辿り着いていることを信じて彼は東京を後にする


辿り着いた富士の樹海では米国から派遣されていた調査団の生き残り2人と出会う
今度こそ助かるかと思われたものの、彼らもまた襲い来る大自然の猛威に打ち勝つことはできなかった
道中で拾われシロ↓


と名付けられた子犬と、サトルだけを残して調査団は全滅
再び支援のない中で行動を開始したサトルを、さらに異常気象による灼熱地獄が追い打ちを掛け、シロともはぐれてしまう



それでもサトルは生き続け、行く先々で色々な生存者たちと出会う
病気で集団から見捨てられた親とその娘
なんとか彼らの助けになろうと努力するもむなしく親子は心中…


あの東京で出会った男のような倫理観のかけらもない極悪人の集団
サトルを捕らえるも、まもなくボスの統率を失い消滅…


出会っても出会っても悲劇的な終わり方しかできないサトルだったがその後やっと人間らしい人間に出会う機会に恵まれる
元プロ野球選手の辰野↓

サバイバルの達人のうえ、素晴らしい人格者の彼を慕ったサトルは、東京から移動してきた暴徒どもから辰野と共に彼の畑を守った


戦いの後は辰野と共に生活し、その場でじっくりと家族の情報を探す選択肢もあるにはあったが、それは生存者の激減した現状では諦めるというにも等しいことなのだ
家族に再会したいと想う気持ちをサトルは消し去ることはできず、そのことをよく理解した辰野は、サトルに持たせられるだけの食料と勇気を与えてその背中を押す

サトルの新たな旅路がはじまったのだ…


next
家族を追い求めて…


13歳の少年が生き残るなんて到底無理な環境の中でよく挫けず壊れず立ち止まらず生きていくなぁとただただ驚きますね

13歳なんて甥っ子ちゃんたちと変わらないと思うと次々訪れる試練がエグすぎる

それでもこんな中でも正しく生きれている人、本当にすごいなぁ…

こういう状況下だからこそ人の本質っていうのは見えるものなんですかね


そして日記を見てサバイバル中古で購入したよと言ってくれたお兄さん
ネタバレしかない日記なので本を買ったならこの先クライマックスに向かっていくのでご注意を

投稿日:2025.05.02(金)21:08:35
701
702
703
704
705