宮城県
/
デリヘル
『oggi-オッジ-』
2024.08.09.金
♀異世界転生で勇者になった俺はムチムチエルフに愛されすぎて冒険の旅に出られない!
ちょっと前まで普通の現代人だった俺は今異世界にいる。いわゆる異世界転生ってやつだ。トラックに跳ねられ、次に気付いた時にはあの世ではなく妖精やハーピーの飛び交う森にいたものだからたまげた。
その直後、目もくらむような光に包まれ──神託を受けた。あの神々しさは間違いなく女神だろう。女神は俺に、勇者として来る世界荒廃の運命を覆すようにと告げた。女神に言われちゃ断れねえよなあ!
そんなこんなで、早速仲間を増やして着々と旅を進める……なんてことにはなっていない。俺は未だ妖精やハーピーの飛び交う森で日々果実や小動物を喰って安穏としている。でも!これは断じて俺が悪いんじゃない!
「ダーリン、ただいま♡今日もいい子にしてたかな~?」
簡素な木の扉を開けて入ってきたのは、白い服に身を包んだエルフの女だ。エルフって、男も女も総じてシュッとしてスラッとしてるイメージだったがこいつは違う。肉感的、という言葉がふさわしいほどにむっちむちで、その生々しいエロさに何度見てもごくりと生唾を飲んでしまう。
「ナヴィア……」
「はぁい♡あなたのナヴィアですよ~」
手に抱えた籠をテーブルに置いたナヴィアは、帰宅後のルーティンに入る。すなわち、俺の頭を撫で、そのまま膝枕の体勢に入り、これでもかとばかりにあちこちを撫で回す。
こいつに捕まったのが俺の運の尽きだった。俺に一目惚れしたというナヴィアは、この森にひっそりと一人で暮らしていた簡素な家を「愛の巣」と称し、俺を一歩も外に出してくれやしない。
「ナヴィア、行き倒れてたところを助けてくれたのは本当に感謝してる。でもな、俺にはやらなきゃならない使命が──」
「もう、またその話?ダーリンったら、愛の言葉のひとつも囁いてくれないのね」
「そもそも!俺はお前のダーリンじゃない!」
勢いのままにそう吐き出すと、ナヴィアの動きがピタリと止まった。あ、これはまずい。そう思い浮かんだ瞬間、ナヴィアがニッコリと笑顔を見せた。
「ダーリン、前にも言ったよね?そんなひどいこと言う悪いお口は……」
「ま、待て、俺が悪かった!さっきのは撤回す──」
「えいっ、お口が開けなくなる魔法!」
ナヴィアが指を降ると、その瞬間口が縫い付けられたように開かなくなる。モゴモゴと涙目で訴える俺を、ナヴィアは笑顔で退ける。
「夕ごはんの時間まで反省しててね?」
「ぐむ、む、ぅーッ!!」
ベッドの上でジタバタと暴れる体にも拘束魔法をかけると、ナヴィアは奥の部屋に続く扉を開け、ウィンクをして去ってしまった──
「もう、こんな簡単な魔法にも抗えないままただの人間を世界再生の旅になんか出したらすぐ死んじゃうに決まってるじゃない!あの駄女神……」
ポツリと小さな声で囁いたナヴィアは、楽しげに口元を吊り上げた。
「私が大事に大事に育成してあげるからね、ダーリン♡」
勇者 ─ ただの人間。元の世界での運動不足がたたって森ではしゃいだだけで体力が尽き行き倒れたところをナヴィアに拾われる。
ナヴィア ─ 甘やかし系ちょっぴりSなムチムチエルフ。Lv999。
投稿日:2024.08.09(金)21:00:33
♀昔からよく言うよね
投稿日:2024.08.09(金)15:50:20
♀思わぬ副産物
投稿日:2024.08.09(金)07:20:20
更新予定の予告
投稿日:2024.08.08(木)21:50:19
あま〜い誘惑
投稿日:2024.08.08(木)13:20:22
笑わにゃ損損
投稿日:2024.08.08(木)07:20:21
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ちょっと前まで普通の現代人だった俺は今異世界にいる。いわゆる異世界転生ってやつだ。トラックに跳ねられ、次に気付いた時にはあの世ではなく妖精やハーピーの飛び交う森にいたものだからたまげた。
その直後、目もくらむような光に包まれ──神託を受けた。あの神々しさは間違いなく女神だろう。女神は俺に、勇者として来る世界荒廃の運命を覆すようにと告げた。女神に言われちゃ断れねえよなあ!
そんなこんなで、早速仲間を増やして着々と旅を進める……なんてことにはなっていない。俺は未だ妖精やハーピーの飛び交う森で日々果実や小動物を喰って安穏としている。でも!これは断じて俺が悪いんじゃない!
「ダーリン、ただいま♡今日もいい子にしてたかな~?」
簡素な木の扉を開けて入ってきたのは、白い服に身を包んだエルフの女だ。エルフって、男も女も総じてシュッとしてスラッとしてるイメージだったがこいつは違う。肉感的、という言葉がふさわしいほどにむっちむちで、その生々しいエロさに何度見てもごくりと生唾を飲んでしまう。
「ナヴィア……」
「はぁい♡あなたのナヴィアですよ~」
手に抱えた籠をテーブルに置いたナヴィアは、帰宅後のルーティンに入る。すなわち、俺の頭を撫で、そのまま膝枕の体勢に入り、これでもかとばかりにあちこちを撫で回す。
こいつに捕まったのが俺の運の尽きだった。俺に一目惚れしたというナヴィアは、この森にひっそりと一人で暮らしていた簡素な家を「愛の巣」と称し、俺を一歩も外に出してくれやしない。
「ナヴィア、行き倒れてたところを助けてくれたのは本当に感謝してる。でもな、俺にはやらなきゃならない使命が──」
「もう、またその話?ダーリンったら、愛の言葉のひとつも囁いてくれないのね」
「そもそも!俺はお前のダーリンじゃない!」
勢いのままにそう吐き出すと、ナヴィアの動きがピタリと止まった。あ、これはまずい。そう思い浮かんだ瞬間、ナヴィアがニッコリと笑顔を見せた。
「ダーリン、前にも言ったよね?そんなひどいこと言う悪いお口は……」
「ま、待て、俺が悪かった!さっきのは撤回す──」
「えいっ、お口が開けなくなる魔法!」
ナヴィアが指を降ると、その瞬間口が縫い付けられたように開かなくなる。モゴモゴと涙目で訴える俺を、ナヴィアは笑顔で退ける。
「夕ごはんの時間まで反省しててね?」
「ぐむ、む、ぅーッ!!」
ベッドの上でジタバタと暴れる体にも拘束魔法をかけると、ナヴィアは奥の部屋に続く扉を開け、ウィンクをして去ってしまった──
「もう、こんな簡単な魔法にも抗えないままただの人間を世界再生の旅になんか出したらすぐ死んじゃうに決まってるじゃない!あの駄女神……」
ポツリと小さな声で囁いたナヴィアは、楽しげに口元を吊り上げた。
「私が大事に大事に育成してあげるからね、ダーリン♡」
勇者 ─ ただの人間。元の世界での運動不足がたたって森ではしゃいだだけで体力が尽き行き倒れたところをナヴィアに拾われる。
ナヴィア ─ 甘やかし系ちょっぴりSなムチムチエルフ。Lv999。