2024.09.05 Thursday 11:41:38
こんにちは
朝井リョウさんの「正欲」を読みました
多様性とは?
多様性を認める、とは、?
答えはない問いに一つの回答がこの小説にはありました
離れざるを得なくなった人に
「居なくならないで」
ではなく、
「居なくならないから」
と言葉を渡すシーンがあるのですが、これが私にぶっ刺さりました
芯がないと出てこない言葉ですね
朝井さんは癖のある書き方をするので、作品によって合う合わないがハッキリしますが正欲は良かったです
(4分の3くらいまで読んで断念することが多い)
他作では大学生の就職活動を描いた「何者」を興味深く読みました
ゆとり世代の
時代が生んだ小説家だな、と朝井さんを読むたび思います
題材だったりワードチョイスであったり
読書は広く浅く
ところにより深くどっぷりと
を心がけています📖
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