秋田県
/
デリヘル
『ハートムーン横手』
2023.03.17.金
シズカンヌ映画祭 オールタイムベスト10 極私的部門②
こんばんは✨シズカです🎥
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました🤗💕
ワタクシが個人的に偏愛してやまない作品について不定期に語る、シズカンヌ映画祭。今回は、完全に自分の趣味で選んだ作品を10作、チョイスしてみました。ベスト10と銘打ってはいますが、同率一位みたいなもんです。悪しからず。
🎥②「ビッグ・リボウスキ」
観る映画は好きな監督で選ぶことが多いワタクシ。コーエン兄弟は一作入れておこうと思いまして。
「ノーカントリー」と最後まで、迷ったんですが、私の心の中の木村庄之助は「ビッグ・リボウスキ」に軍配を上げました。
正直「ノーカントリー」は、ハビエル・バルデムの怪演しか記憶に残っていません。あれは、スーパー・エレクトリカル・ハビエル・バルデム・タイムを楽しむ映画だ。
「ビッグ・リボウスキ」は、出て来る人間、みんな変人。
コーエン兄弟の作品って「ファーゴ」然り「バーバー」然り、どこにでもいそうな普通の人たちが、ちょっとしたきっかけで、悪事に手を染め、悪人に転落していく様子をペーソスたっぷりに描くものが多い。
「悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているんですか。そんな鋳型に入れたような悪人は、世の中にあるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に、急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです」
夏目漱石「こころ」の一節を思い出します。
「ビッグ・リボウスキ」は、とりあえず、社会参加はできているものの、癖のある人間しか出てきません。
私の一番好きな小説家が
「『普通』や『常識』や『正論』の枠からはみ出した部分にこそ、その人のその人らしさがある。自分は人間のその部分が好きだ」
と書いていまして。人間くさくて、好きな考え方です。
カステラを切り落とした端っこだけとか、割れたお煎餅を集めた「わけありお買い得品」にしかない、ジャンクな美味しさってありますよね。
「ビッグ・リボウスキ」は、人間のそういう部分だけを集めて袋詰にした映画です。
前述の小説家はこのようにも書いていました。
「真っ当な野菜は曲がっている。人間も同じだ」
「太極印のマークが好きなんや。陰中に陽あり、陽中に陰あり、言うてね。陰だけ、陽だけのものなんてこの世にないんや。でも、その中でもちょっとだけ陽寄りに持っていきたい。陽の部分に目を向けたい。そんな考えで生きてる」
「ビッグ・リボウスキ」は、人間の曲がりくねった部分の陽を肯定する映画です。
03/17の日記おしまい
投稿日:2023.03.17(金)23:51:41
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[しずか 【色白癒し系美乳美女】]
の写メ日記☆
名前:
しずか 【色白癒し系美乳美女】
年齢:
30歳
身長:
160
B/W/H:
89(F)/59/86
マッサージ・オプションについて②
投稿日:2023.03.17(金)12:18:43
マッサージ・オプションについて①
投稿日:2023.03.16(木)12:08:12
シズカンヌ映画祭 オールタイムベスト10 極私的部門①
投稿日:2023.03.16(木)00:13:31
開花宣言
投稿日:2023.03.15(水)12:19:24
ミニオンズとブリティッシュ・ロックと私
投稿日:2023.03.15(水)00:01:55
本日も一緒に過ごして下さった皆さん、ありがとうございました🤗💕
ワタクシが個人的に偏愛してやまない作品について不定期に語る、シズカンヌ映画祭。今回は、完全に自分の趣味で選んだ作品を10作、チョイスしてみました。ベスト10と銘打ってはいますが、同率一位みたいなもんです。悪しからず。
🎥②「ビッグ・リボウスキ」
観る映画は好きな監督で選ぶことが多いワタクシ。コーエン兄弟は一作入れておこうと思いまして。
「ノーカントリー」と最後まで、迷ったんですが、私の心の中の木村庄之助は「ビッグ・リボウスキ」に軍配を上げました。
正直「ノーカントリー」は、ハビエル・バルデムの怪演しか記憶に残っていません。あれは、スーパー・エレクトリカル・ハビエル・バルデム・タイムを楽しむ映画だ。
「ビッグ・リボウスキ」は、出て来る人間、みんな変人。
コーエン兄弟の作品って「ファーゴ」然り「バーバー」然り、どこにでもいそうな普通の人たちが、ちょっとしたきっかけで、悪事に手を染め、悪人に転落していく様子をペーソスたっぷりに描くものが多い。
「悪い人間という一種の人間が世の中にあると君は思っているんですか。そんな鋳型に入れたような悪人は、世の中にあるはずがありませんよ。平生はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に、急に悪人に変わるんだから恐ろしいのです」
夏目漱石「こころ」の一節を思い出します。
「ビッグ・リボウスキ」は、とりあえず、社会参加はできているものの、癖のある人間しか出てきません。
私の一番好きな小説家が
「『普通』や『常識』や『正論』の枠からはみ出した部分にこそ、その人のその人らしさがある。自分は人間のその部分が好きだ」
と書いていまして。人間くさくて、好きな考え方です。
カステラを切り落とした端っこだけとか、割れたお煎餅を集めた「わけありお買い得品」にしかない、ジャンクな美味しさってありますよね。
「ビッグ・リボウスキ」は、人間のそういう部分だけを集めて袋詰にした映画です。
前述の小説家はこのようにも書いていました。
「真っ当な野菜は曲がっている。人間も同じだ」
「太極印のマークが好きなんや。陰中に陽あり、陽中に陰あり、言うてね。陰だけ、陽だけのものなんてこの世にないんや。でも、その中でもちょっとだけ陽寄りに持っていきたい。陽の部分に目を向けたい。そんな考えで生きてる」
「ビッグ・リボウスキ」は、人間の曲がりくねった部分の陽を肯定する映画です。