こんばんは✨シズカです📖

お呼び下さった皆様にオススメして頂いた映画や漫画や音楽や食べ物etc.

時間がかかることもありますが、一つ一つ大事に向き合って順次観賞しています。みんな、素敵なオススメありがとうね💕

また、お会いできた時にも直接お礼できたら嬉しいです🥰✨


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🐯東村アキコ「雪花の虎」感想
歴史好きの仲良しさまに勧めて頂いた「雪花の虎」。


歴史好きにとって「IF(もし、○○が○○だったら)」のアナザー・ストーリーを考えるのは、とても楽しい知的遊戯です。

「実は、上杉謙信は女性だった」と言う設定の作品なのですが、主人公の虎千代(後の上杉謙信)が、もう、ワタクシの性癖ドンピシャ・ストライクでしてね。

ワタクシ、ナウシカのクシャナ殿下や、「ベルセルク」のファルネーゼたんみたいに、

①気が強くてプライドが高くて
②軍事指揮が取れる
③お姫様

が大好きなのっ……！！！！


東村アキコ先生の作品は、
「ママはテンパリスト」
「海月姫」
「東京タラレバ娘」
あたりは読んでいて、ドタバタ・ギャグ路線が得意なイメージがありました。

東村先生にとっては、初の時代ものと言うことですが、上杉謙信=女性説だけでなく、明智光秀=進士藤延説も織り交ぜ、説得力のあるIFストーリーにまとまっていたと思います。

そして、さすがは「東京タラレバ娘」の我らが東村先生、恋愛パートにおける人間考察も巧みで

虎さま×光秀のカップリングには
「あ〜、わかるわかる〜。戦闘コマンドが『ガンガンいこうぜ』しかないじゃじゃ馬ほど、こういう、体の水分が包容力でできてるような柔和な男にコロッといくんだってばよ」

虎さま×信玄のカップリングには
「あ〜、わかるわかる〜。まわりの女はみんな自分にかしづくのが当たり前の俺様男ほど、こういう一筋縄では自分のものになりようがない女に執着するんだってばよ。

『フッ……、おもしれー女』現象とは、このことだってばよ」


と、恋愛ものとしても、楽しく感情移入して読ませて頂きました🤗🐯