「声、ください」
短いDM。
わたしはスマホを持って、ベッドに潜った。
片脚を曲げて、パンツをずらして、
指を沈めながら録音ボタンを押す。
ぬるっと熱いものが出てきて、
押し当てるようにクリをなぞって、
中指で奥をゆっくりかき回した。
「……っ、ん…んっ……」
声を抑えても、
濡れた音がスマホに入っていく。
乳首が固くなってるのに気づいて、
片手で転がしながら、
アナルの奥までジンと響く快感に
脚が小さく跳ねた。
録音を止めても、
身体の奥はまだ熱くて、
そのまま送信を押した。
「これが…送ったやつか」
彼のスマホの画面に、
わたしの身体が映っていた。
脚を開いたままの姿。
顔は隠れていても、
奥まで見えてしまっている一枚。
「自分で送っておいて、こんな濡らしてんの?」
わたしの脚を肩に乗せたまま、
彼の腰がゆっくり沈んでくる。
「んっ…あっ…んん…っ」
奥に届くたび、
身体がのけぞって、背中がシートに擦れる。
ぐちゅっ、ぬちゅっ…
何度も、深く打ちつけられて、
腰が持ち上がる。
「次は、声付きで…お願いされてんだろ?」
「ちがっ…ちが…ぅ…っ」
でもその否定は、
彼の突き上げと一緒に、
喉の奥でぐちゃぐちゃに消えていった。