とても切ないストーリーですが、素敵な内容なので、こちらに投稿しますね✨️
「私の遺書は、全部で3つあります。一つでも見つけられなかったら、一生化けて出てやるから覚悟してね!!」
最後の夜、病室で彼女は僕にそう言った。
20代という若さで、あっけなく病気で逝ってしまった彼女。
葬儀が終わってから一週間。
俺は抜け殻のように、カーテンを閉め切った暗い部屋で、ただ天井を見つめていた。
そんな俺の元に、彼女の母親から渡された一通の封筒。
それが『1つ目の遺書』だった。
『私たちが初めてデートした海の近くの公園にあるベンチの裏、2人で座ってアイス食べたやつ!』
泣く気力すら失っていた俺は、
重い体を無理やり引きずり起こして、車を走らせた。
潮風の匂いがする、夕暮れの防波堤。
言われた通りベンチの裏を見てみると、小さなジップロックに入った、2つ目の封筒が出てきた。
『正解! じゃあ次は、よく二人で大学サボった時に行ってたあの古い喫茶店覚えてる?マスターに「いつもの」って頼んでみて!』
久しぶりに訪れた、駅前の純喫茶。
カランコロンと、懐かしいドアベルが鳴る。
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続きは、また、投稿します✨️

いくみ
