ノンレム睡眠は、脳と身体をしっかり休ませる睡眠です。
私たちは眠りにつくと、まずノンレム睡眠に入り、その後レム睡眠へ移ります。このサイクルを約90分ごとに一晩で4〜6回くり返しています。
ノンレム睡眠にはN1、N2、N3と3つの段階があり、N3が最も深い眠りで、身体の回復にとって特に重要な時間です。
深いノンレムのでは、副交感神経が優位になり、心拍数や呼吸、血圧がゆるやかになります。
身体は活動モードから休息モードへ切り替わり、本格的なメンテナンスが始まります。
この時間には、成長ホルモンの分泌が活発になり、
・日中に傷ついた筋肉や細胞の修復
・疲労回復
・骨や皮膚などの組織の再生
・免疫機能の維持
・エネルギーの回復
などが行われると考えられています。
また、脳もエネルギー消費を抑えながら休息し、老廃物の排出が進みやすくなることが分かってきています。
そのため、深いノンレム睡眠が不足すると、
・朝起きても疲れが残る
・日中に眠気やダルさを感じる
・集中力や判断力が低下する
・ストレスへの耐性が低下する
といった状態につながることがあります。
反対に、深いノンレム睡眠がしっかり取れていると、「ぐっすり眠れた」「朝から身体が軽い」と感じやすくなります。
睡眠は、ただ長く眠るだけでは十分ではありません。
レム睡眠で脳を整え、ノンレム睡眠で身体を整える。
この2つが規則正しく繰り返されることで、私たちの心と身体は毎日リセットされ、翌日を元気に過ごすための準備が整えられています。
質の良い睡眠は、健康な毎日への第一歩。
身体は、眠っている間も貴方のために一生懸命働いてくれているのです

