残念ながら完全な平和などあり得ない。だから人々は昔から揉めに揉めてここまできた。世界平和に関しては単純な話で終われないので、ここでは触れないが、「みじん、挽き肉、中辛ベースのカレー」からは「まぁまぁ、それなりに平穏にやっていこうじゃないか」という姿勢を感じずにはいられない。好みの問題もあるかもしれないが、あちらこちらから文句を言われにくいカレーのスタイルでもあることを伝えたい。誰だって「カレー」と聞かされてルーだけ提供されたらガッカリするはずだ。具材の分配不平等体験に疲れたら、「まんべんなく、外れない」カレーを選ぶ保守っぷりも時には和み要素として存在してもよいではないか。
ななこの「カレー」ひとまず終わり。
ななこ

