こんばんは。ロック大好きおばさんです🎸
私が日本で一番大好きなバンド、人間椅子のライブ・ツアー「バンド生活三十五年 怪奇と幻想」を観に行ってきました。
以下、箇条書きですが感想↓
🍎ツアー前のインタビューで研ちゃんが「秋のツアーのセット・リストは集大成的な内容にする」と言っていたのですが「鉄格子黙示録」(デビュー・アルバムの一曲目)で始まるなんざ、しょっぱなから、あたい、泣いてしまった(最近しょっちゅう感動で泣いてるおばさん)。
音源になっていない曲やライブであまり聴いたことない曲も演ってくれて新鮮味があったせいか、いつもより時間があっという間に感じました。
🍎「芋虫」が聴けて感無量。私が地縛霊だったら、思い残すことなくて成仏してる。
実のところ、他のライブ地で「『芋虫』を演った!」とは聞いていて、すっかり「芋虫」の耳になっていたので(「カレーの口になっている」風に書くな、というツッコミはさておき)、聴けて良かった。
人間椅子のバラードで一番おぞましくて哀切な名曲だと思います。
🍎人間椅子の「針の山」からしか得られない栄養がある。
🍎楳図かずお先生R.I.Pとして「洗礼」も演ってくれました。
🍎毎回のことですが、檀家さんたち(人間椅子ファンの名称)の民度が高い。この会場にいるみんなに幸あれ、幸多くあれ、とあたいマジで腹の底から願ってる。
待機列で隣になった檀家さんが「階段の電気チカチカしてるけど怪奇現象ですかね」と話しかけて下さったんですが「前のツアーでワジーが『恐山のイタコさんにジミヘンの霊を降ろしてもらった』って話してたんですが、ジミヘンがライブ観に来たんですかね!フヒヒ!」とか言おうか一瞬迷ったんですが、さすがに初対面の檀家さんに、シズカチャン・ジョークをかます度胸はなかったのでここに書きます。
🍎本編終了後の本日の神々のお遊びは、ワジーと研ちゃんがパート交換してのブラック・サバス「パラノイド」。
人間椅子、カバー・アルバム出してくれないかな。
人間椅子倶楽部(90年代の青森朝日放送版)を見ていた檀家は、洋楽メタル〜プログレのカバー・レパートリーいっぱいあるの知ってるんだからな。
サバスの「SnowBlind」とか、人間椅子がカバーしてくれたら絶対ハマると思うの。
🍎「怪奇と幻想」のイメージ・ビジュアル(画像参照)が、ちょっと「頽廃芸術展」ぽくて気持ち悪くていい。
ワジーがMCで、シンクロニシティや前世について話していて、うん、この「ムー」色が強いMC好きなのだけれど「我々と皆さんも前世で何かご縁があったから、こうやって今一緒にいて、ご縁があるからきっとまた会える」的なことを話してくれていました。
人生は一度しかないし、仮に輪廻転生があったとしても前世の記憶は基本的にはないわけで。
でも、それを踏まえた上で「ご縁という繋がりを信じたい。散り散りになって終わり、はあまりにも偲びない」と思える出会いを得たなら、それはこれ以上ないくらい尊いことだよね。
なんとなく、「胎内巡り」を聴きたくなったので、聴きながら、ライブハウスを後にしました。
人間椅子に出会えて本当に良かったし、人間椅子のカッコ良さがわかる感性の人間で良かったな。
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【お知らせ】
一番大切なバンドの節目のライブも無事見届けたことですし、11/16(土)から、また出勤します。