｢ねえ､せんぱい…｣
小さな声で耳元に囁くと､あなたの肩がﾋﾟｸﾘと動いたのがわかった｡
その反応が愛おしくて､私はそっと距離を縮める｡

髪がかすかに揺れる音､ふわりと漂うｼｬﾝﾌﾟｰの香り｡
唇をほんの少しだけ尖らせて､｢ねえ､聞いてますか？｣ともう一度｡
その瞬間､あなたの喉がｺﾞｸﾘと動く音が聞こえた｡

｢せんぱいのこと､もっと知りたいな…｣
指先でそっとｼｬﾂの袖口に触れる｡さらりとした生地の感触と､ほんのり温かい体温｡
胸の奥がじんわり熱くなっていくのがわかる｡

｢こんな夜､二人きりだなんて…ね？｣
心臓がﾄﾞｷﾄﾞｷ､ﾄｸﾝ､ﾄｸﾝと高鳴る音が自分の耳にも響く｡
あなたの視線が私に絡むたび､肌がﾁﾘﾁﾘと熱を帯びていくのを感じる｡

ふと目が合う｡沈黙の中､ただじっと見つめ合う｡
その瞳の奥に映るのは､私の頬がほんのり赤く染まっている姿｡

｢せんぱい…どうしたの？そんなに見つめて…｣
言葉は優しいけれど､心の中では期待と緊張が入り混じる｡
このまま､どうなっちゃうの…？

指先が少しだけ震えながらも､私はそっと手を伸ばす｡
｢ねえ､もっと…｣
鼓動がさらに早くなる｡ﾄｸﾝ､ﾄｸﾝ､ﾄｸﾝ…｡

この続きは､あなたが決めてくれるのかな？
今夜の物語は､私たちだけの秘密…｡

---

はい～｡
ちょっと後輩気分を味わってみたくなりました｡
にいな22:00までいまｰす🎶