日本の公衆トイレの造りって世界的に見てもトップレベルで危険と言われているそうです。
日本で初めて公衆トイレが出来たのは横浜で外国人異留地に住む住民からの苦情からとされています。それまでは場所関係なく至る所で用を足していたそうで今では考えられないですよね。
1871年に取り締まりが出来て所定の場所に桶のような物を埋め込んで周りを板で囲った物が横浜に設置され、日本で最初の公衆トイレとなりました。この場所以外で用を足すと罰金が課せられるようになったんですね。
トイレの文化って意外と最近なんですね。トイレの進化も凄くて渋谷にある公園内に透明のトイレが設置された事で話題になりましたが、このトイレ中に入って鍵をかけるとガラスが曇って中が見えなくなる優れもので夜は街灯代わりにもなっています。
でも用を足していて、透明になったらどうしよう?とか考えちゃうと落ち着いて利用出来ないような気がしますけど。
透明なトイレはお洒落目的ではなくて最大の目的は「防犯」です。トイレ内に誰かが潜んでないか、盗撮目的でカメラを設置している人がいないか?など犯罪に使われないような仕組みになっています。
どうしても人目につかない「個室」になってしまいますからね。日本でよくある公衆トイレはトイレの出入り口をコンクリートの壁で塞いで男女のトイレが隣り合っているのがありますが、これってよくよく考えたら危険なんです。
左右両方から入れるようになっていてコンクリートの壁で目隠しされているので犯行目的奴らにはうってつけなんです。過去には公衆トイレで起きた事件は数知れずあります。
小さいお子さんがトイレを利用する時は目を離さないように注意が必要です。あのディズニーでもトイレを使った犯罪なんかもあるくらいですからね(噂ではありますが)
飲食店なんかではお店によってパスワードを教えてもらわないと入れないトイレもあるようです。
海外ではトイレの個室の上下に大きな隙間があいていたり、公衆トイレが有料な所もあるんですね。中国はトイレットペーパーの盗難が多すぎて顔認証システムを導入している地域もあるようです。
トイレ行きたい!と思ったらトイレの所定の場所に立って画面に映る顔をみつめると60cmのトイレットペーパーがウィーンて出てくるようです。60cmで足ります?普段どのくらい使うか意識した事ありませんが多分足りない。
足りないと思いもう一度トイレットペーパーを貰おうとしても9分経たないと次の紙が出て来ない仕組みになっているようで、これはかなり不便ですよね。9分は長い。
現在の公共の場所として使われているトイレって凄く綺麗じゃないですか?高速のパーキングのトイレも広いし清掃も行き届いています。お掃除して下さる方には頭が下がります。
でも、流す時にレバーやボタンじゃなくて手をかざしてセンサーで流れるのはできればなくしてほしいんです。手を使わないので衛生的ではありますが稀に流れない時、ありませんか?
何度も手をかざしてトイレの個室内で変な踊り踊ってしまうような時、ありませんか?
携帯が普及してきた頃の話しですがお客様の家を訪問する仕事をしていた時にお客様の家ではトイレを借りないように事前に済ませるようにしていて、途中で公園のトイレに寄った事があったんですね。
サクッと済ませるつもりでしたので荷物は全部車に置いてハンカチだけ持っていったのですがそのトイレが意外と古くて鍵は横にスライドさせるタイプだったのですが、いざ用を足して個室から出ようとした時に鍵が錆びついて全く動かなかった時があったんです。
あれは焦りました。夕方で公園には人気もなくて携帯は車の中にあるし、どうしよう?一晩ここで過ごす羽目になる?お客さんの所に行かなかったら苦情が入って携帯がじゃんじゃん鳴って、でも出なかったらもう事件騒ぎになるー!!とパニクりました。
何度もガシャガシャと鍵を左右に揺らしたり力任せにこじ開けようと必死でした。時間にして10分くらいだったと思いますが何度も何度もガシャガシャしていたら奇跡的に開いたんです。
良かったよ〜😭火事場の馬鹿力です。
あの公園のトイレ。今では建て直してありキレイになってました。通る度に思い出すトラウマトイレです。
藤井りか
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