ドラマのマウンテンドクター観てますが主人公が可哀想過ぎる。。。もう少しで最終回です。楽しみです。
さてさて、山の事故って年間どのくらい起きているんでしょう?2020年では2294件でしたが2023年には3162件と急増しています。特に7月〜8月にかけての2ヶ月では一日12件を超える通報があります。
今年だったか去年だったか日本一の山、富士山で7月の10日〜11日にかけて3名の登山事故が報告されました。それぞれ一人で山に入り、別な登山者に発見されています。5mの高さからの転落も中にはあったようです。3名とも残念ながら亡くなられています。
7月10日は山開き初日で午前中は晴れていたけれど午後になると霧が立ち込めて風と雨の悪天候になり視界が遮られたのが大きな原因のようです。
東北でも宮城県の山で沢の滝の流れに逆らって、渓流を遡るスタイルで登山していた女性が滝壺に転落する事故があり不運な事に圏外で通報が遅れた事により亡くなってしまいました。
近年アウトドアブームもあり登山する人が増えているようです。7割が道に迷っての転落だそうで、もともと危険な場所の認識が甘かったり、不十分な装備や無理な計画など防げる事故も多いんですね。
2009年には近年では稀に見る大きい事故が北海道のトムラウシ山で起きてしまいました。二泊三日の予定でツアー客15人とガイド3名の計18名でツアー登山パーティが行われましたが途中で悪天候に見舞われ8名が低体温症で亡くなりました。
7月に低体温症なので山の天気はガイドがついていても読むのは難しいんですね。夏場では例の見ない事故となってしまったようです。
ガイドが付いていても山の事故は起きてしまいます。
登山する事を計画したらまず体力作りから始まってそして自分に合った登山コースを選び日没までに下山出来るスケジュールを組んで、と綿密な計画をたてないといけませんね。
方角アプリなど圏外でも使えるアプリやまた、i-phoneのみになってしまいますが衛星で緊急SOSが発信できたりするアプリもありますのでそう言った下調べも大事になってきます。
そして登山入口のポストや前もって警察などに提出する「登山計画書」を出すのも大事です。捜索の大きな手がかりになります。遭難しないのが一番ではありますが。
去年から山梨側から富士山に登るルートでは一律2000円を徴収して人数制限を設けるようになったそうです。
アウトドアブームとは言え、バーベキューするのとは登山は訳が違うのでちょっと行ってくるは危険です。私は喘息あるし山に登る事はこの先も多分ないと思いますが山頂から眺める景色に魅入られて山を登る人の気持ちは分かります。
私は綺麗な景色を見れる事って人生で最も贅沢な時間だと思っています。登山する時はしっかりとした計画を立てて山に入りましょうね。
藤井りか
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