おはようおじさん(￣ｰ￣ゞ－☆





ねえ

ねえ

おじさん


あれだあれ


あれ？なんだっけがな


あのあの
あれですよ


あのｰ･･･

そのｰ･･･

ほらｰ･･･




んだがらよ！！
(逆ｷﾞﾚ)


あれのそれだって
言ってんべしゃ！！

わがれ！！



て



そろそろさ
あれだのそれで
分かる仲になろうよ


ねｰおじさん( =＾ω＾)





それはそれで置いときまして



あれです


そそ
たまきの日頃のﾊﾞｲﾄのあれこれを
おじさんにぶちまけてやろうとおいます

今日も聞いてくださいよ
たのみますよ




先日の日記でさ
ﾊﾞｲﾄのおじさんに
借金を抱えながらも人生やり直そうと奮闘して物凄い働き者のおじさんがいるんだよ！
って
たまきの人生観をも変えてくださるくらいの働きぶりをね
見せてくださいましたおじさんが
いるんですよって
日記で書いたの
おじさん覚えていますか？


そのおじさんにね
呼び止められて
深刻な顔しながら

食事を削っても金がなくて
車もｶﾞｽ欠ﾗﾝﾌﾟつきっぱなしで困ってる
申し訳ないがなんとかｶﾞｿﾘﾝ代を貸してほしい

こうせがまれたんです

月曜日絶対に返すからなんとか！なんとか！

と




ねえおじさん
たまきどうしたとおもう？


おじｺﾝで心優しいたまき
このおじさんにすっかりしっぽり同情してしまった

いいですわかりましたよおじさん

おじさんの手のひらに三千円握らせてから

二千円分ｶﾞｿﾘﾝ入れたらからなず残りで食事してくださいね



















･
･
･








なわけあるかい！




なあおじさんよ！


美談にも程がある！
世の中そうそう甘くはねえんだよ！




お互いに汗水流して泥まみれで死に物狂いで働いてる仲間だろうよ


みんなここに来て泥かぶって働いてるのは
どの人もｶﾞﾁで訳ありなんだよ！
自分のことで精一杯な人らの集まりなんだ


ましてや
このはっきりと素性も知れない借金大魔王に誰が大事なお金を貸しますかって話です



たまきはそこまでお人好しではないね
たとえおじさんでもな




そもそもねえ

金にはﾄﾗﾌﾞﾙがつきものですよ

だからお金は
おっかねぇおっかねぇ
っていうんですし



あとからｺｯｿﾘほかの仲間に聞いたら

俺にも来たけど貸さなかった
前に数回貸したことがある


それを聞いて
借金で人生やり直す人が
また人から借金しようとしてるのがね
ﾋﾟｷﾋﾟｷ(＾ω＾ )ﾋﾟｷﾋﾟｷ




まあそれはいんです

とりまいずたまきは薄情と言われようと貸さなかったってこと





そして休みあけての月曜日

そのおじさんはとうとう初めての無断欠勤で
その日を境に全く来なくなった


それはおじさんがﾊﾞｲﾄ始めて丁度一ヶ月目にあたる日なんだ

しかもたちのが悪いのが
音信不通
理由も告げずに消えたんだよね

さらにたちが悪いのが
会社に大きなお金を前借りしていたこと
他にも莫大な個人的な借金があって仕事現場に取り立てまできたさ

それすら返せていないままに姿をくらませた


こういう時
｢飛んだ｣
って云うことを教わった


ほんとう
あの真面目で働き者が飛んだという事実に
誰もが驚いたし
誰もが憤慨した


それこそ
仲間のおじさんたちだって
従順で働き者の彼を可愛がって
どれだけ一服のﾀﾊﾞｺを分けてあげたことか


たまきも恩着せがましいけれど
度々ﾘﾎﾟDの差し入れやら
倒れそうな時に飲み物運んであげたりと色々気遣ってきたつもり

なんだか
がっかりするよね


もし休み前に三千円握らせていたならば
まちがいなく返ってこなかったお金

三千円といえども
貸していなくとも
未遂だったとしても
腹立たしくやりきれないこの気持ち



まさか辞めるとは
辞めるだけならまだしも
飛ぶって
どういう神経なんだろうか


あの真面目さといい人の良さといい働きぶりといい
たまきの辿り着いた答えはというと


ﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽだったんだなって


借金で親や周りに迷惑かけ人生狂ってしまったからやり直すと言った言葉すべて

ﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽだったんだなって



そうやって人の応援や同情を買って
一時頑張りをみせておけば
人も金もﾁｮﾛいもんだ

そういう薄っぺらいからくりを
わかっていて板についてんじゃないのかね
しらんけど



いやあ
まんまとたまきも騙された
悔しいね






でもさ
そんな汚い事ばかりして
人を欺き己も欺いて生きてても
気の毒だけどそれって生きてるっていわないよ

絶対にろくな目に合わねえ
早く目を覚ませよ





彼の働きぶりも
彼の生き方も
たまきはこれからも忘れない
この出会い
おじさんありがとう










･
･
･





てなね！


おじさんが
飛んで飛んで飛んで飛んだ話でした～





え？


たまき？


そりゃあ
たまきも飛びたいわよ！



酒飲んでおじさんのﾁﾝﾎﾟで喉奥突かれながら電ﾏと指で意識ぶっ飛びたい


え

だって得意でしょおじさん

たのみますよって

おじさんになら特別に三千円貸したげるからさ

ね？

ねっ

ねｰ！( ＾ω＾ )